パブリック・エネミーズ ★★★
【スター・チャンネル】「マイアミ・バイス」のマイケル・マン監督。ジョニー・デップが大恐慌時代の犯罪王ジョン・デリンジャーに扮したギャング作品。彼を追うFBI捜査官にクリスチャン・ベイル、恋人にマリオン・コティヤールと共演も豪華。でも期待していた割には「アンタッチャブル」や「俺たちに明日はない」の壮絶な迫力には及ばず。それでも最後の15分は窮地に立たされても仲間を信じて見捨てないジョンに涙。ジョニー・デが演じるとジョン・デリンジャーも根っからの悪とうよりも、憎めない純粋な男に見えてきてしまう。
ラスト・オブ・モヒカン ★★★★
【BS2】ダニエル・デイ=ルイスがアカデミー主演男優賞、他アカデミー音響賞を受賞。18世紀半ばのアメリカ植民地戦争を舞台に描いた先住民族のホークアイとイギリス将校の娘のロマンス。ロンゲをなびかせてヒロインを救うダニエル・デイ=ルイスの勇士の格好良いこと!妹を救うために気丈に女だてらに戦うマデリーン・ストウも美しい。これに対して復讐の鬼マグアが残忍で憎たらしい。旧来の西部劇とは違うのが敵味方どちらにも白人と先住民族がいて、特に白人にもろくなヤツがいない。白人=正義という図式はもう作れないのがあたりまえになったということかな。
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