最近BSフジで再放送された
第6回「わしは将軍」に、先日亡くなった
田村高廣さんがゲスト出演していて、殿様と主人公斬九郎の知人の二役を演じていて印象深かった。
御家人斬九郎とは…
柴田錬三郎・原作のフジテレビ時代劇。無役、微禄の剣の達人・御家人斬九郎。弱いもの、正しいものの味方であるその姿を庶民の心意気と下町の情感をからめて描く、痛快人情時代劇の第一シリーズ。
渡辺謙演じる斬九郎がかっこいい!岸田今日子が演じる母の麻佐女(通称・鬼婆)も強烈なキャラで、二人のコントが毎回楽しい。そして斬九郎と蔦吉(若村麻由美)の関係がくっつきそうでそうでないようで…毎回、観ている方もジラされる。毎回違ったゲスト出演者があるのも楽しく、第1回は丹波哲朗だった。写真は第7回「放蕩指南」
御家人斬九郎 第6回「わしは将軍」
斬九郎の許婚、須美の祖父・景之進(田村高廣)が失踪する。水辺でふらついているところを発見されるが、斬九郎や須美のことはさっぱり覚えてなく、自分は将軍などと言うのみで、ボケたかと思われる。御上にこれが聞こえると打首になると、斬九郎は自宅に座敷牢を作らせ、景之進を幽閉、その世話を母親の麻佐女(岸田今日子)に押付ける。雷おこしこと、西尾伝三郎(益岡徹)と調べる内に、家老水野が将軍のすげ替えを狙っていて、景之進がそれに利用されていると知る。そして自宅の景之進は本物の将軍・家斉で、景之進が将軍に成り変わっていることを調べるため、蔦吉(若村麻由美)がお局様に成り変わって、将軍拝謁のお浜御殿へ向う。無事拝謁したかに見えたが、偽のお局と水野に見破られ、帰りの篭を止められる。物陰で見守っていた斬九郎には水野の片腕の侍が襲いかかる!あやうし蔦吉!斬九郎、見事に敵を皆ばっさり切倒す。無事、将軍職に戻った家斉は斬九郎に禄高を増やす褒美をやろうとするが、斬九郎は自分には分ふそうと、辞退する。景之進も反省する姿を考慮されて、お咎め無しのめでたしめでたし。