●
情婦 ★★★★★
【NHKBS】ビリー・ワイルダー監督が、アガサ・クリスティーの「検察側の証人」を見事に映画化。マレーネ・ディートリヒ、タイロン・パワー、チャールズ・ロートンと名優達が共演。殺人犯に問われた男(タイロン・パワー)の裁判で弁護を、その妻(ディートリヒ)から頼まれたウィルフリッド卿夫(チャールズ・ロートン)。しかし妻は協力するどころか夫に不利な証言を法廷でする…。ラストは予想を覆す大ドンデン返しで終わり、クリスティーらしい。
●
野望の系列 ★★★★
【NHKBS】監督は「
帰らざる河 」のオットー・プレミンジャー。新しい国務長官候補として大統領に指名を受けたレフィングウェルだが、敵が多く、それを阻止しようとする一派、支持する一派とで裏工作が繰り広げられる、政界の暗部を描いた社会派ドラマ。脅しをかけてくる黒幕は誰なのか…?「情婦」のチャールズ・ロートンがレフィングウェル(ヘンリー・フォンダ)に対抗する老獪な政治家クーリーを憎々しく演じていてグッド。
※詳しい感想はそれぞれのリンクにあります。よろしければ御覧下さい。